The symposium about river engineering, 2022

降雨分布画像を用いた水位予測手法における予測精度と流域特性の関係について

著者

大野 剛1,高山 百合子1,織田 幸伸1

1.大成建設株式会社

説明資料

コメント (2)
  1. 呉 修一 より:

    大変貴重な研究成果をありがとうございます。以前から、この精度で予測できるのは凄いなと思いました。一つ教えて頂きたいのですが、神通川の精度が悪い理由があればご教示頂けないでしょうか?(論文に記載済みでしたら、申し訳ありません) 富山県立大学 呉修一

  2. 大野 剛 より:

    呉様
    貴重なコメントありがとうございます.
    神通川の予測結果は,出水の有無を判定する危険水位に対して,予測水位がわずかに届かずに見逃しとなったイベントが多く見られました(「おしい」はずれが多く見られました).そのため,他の河川と比べると正答割合が低くなっているということを確認していおります.
    なお本稿が示す正答割合は,水位でなく,危険水位を超えるか否か(出水の有無)で集計しています.そのため予測結果が危険水位を少し超えても,大きく超えても,同じ結果(出水を予測出来た)になります.神通川は出水の有無予測については正答割合が低いですが,実測水位と予測水位の差異については別途検討が必要になります.
    以上ご確認をよろしくお願いします.