降雨分布を用いたニューラルネットワークによる水位予測手法の実務適用に向けた精度検証” に対して2件のコメントがあります。

  1. 蟹江 盛仁 より:

    ご発表ありがとうございました。

    ニューラルネットワークの検証と予測の点で、2点質問させてください。
    検証では予測する年以外のデータで学習して、予測年の水位を予測し、観測結果と比較していると認識しております。
    だとすると、予測年ごとにニューラルネットワークのパラメータ(ハイパーパラメータではなく、モデル内部のパラメータ)は全て異なるということでしょうか。
    また、その場合、現場に予測システムとして実装する際、どの条件で学習したモデルで予測することが妥当か、判断が必要かと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
    以上、ご教授いただければ幸いです。

    1. 大野 剛 より:

      蟹江様

      返信が遅くなり申し訳ありません
      ご質問に対して,以下回答いたします

      >検証では予測する年以外のデータで学習して、予測年の水位を予測し、観測結果と比較していると認識しております。だとすると、予測年ごとにニューラルネットワークのパラメータ(ハイパーパラメータではなく、モデル内部のパラメータ)は全て異なるということでしょうか。
      ーーー>
      コメントの通り、予測年ごとに学習をしているためノード間の重みパラメータは異なっております.

      >また、その場合、現場に予測システムとして実装する際、どの条件で学習したモデルで予測することが妥当か、判断が必要かと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
      以上、ご教授いただければ幸いです。
      ーーー>
      実工事への適用時では,全過去データを学習することを想定しております.全データを学習することで,多くの出水イベントを学習対象に含めたいためです.また実工事に適用後も,一定期間が経過したら再度学習する(出水イベントの学習データを増やす)ことで,予測精度を高めること考えております.

      以上になります.
      不明点などありましたらコメントいただけたらと思います.

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