確率雨量によるレーダ雨量の河川計画への適用可能性評価” に対して3件のコメントがあります。

  1. 後藤 岳久 より:

    大橋様

    中央大学 後藤です.ご説明有難うございます.
    同じ大学ですが,大変興味がある話題で,せっかくの機会なので質問させて下さい.
    ご研究では,一級水系の基準点より上流域の平均雨量でレーダ雨量と地上雨量を比較され,一部の流域以外は,それらはほぼ同じとのことですが,計画を考える際に,基準点より上流域の平均雨量の比較で十分なものなのでしょうか?
    とういのも,累積平均雨量がほぼ同じであっても,降雨の時空間分布の違いによって,基準点等に流出する流量波形・ピーク値が異なってくるかと思います.
    実際には,このような降雨の時空間分布の違いによる流量波形の違いを考慮して,計画に用いられる降雨分布(降雨波形)を決められているかと思いますが,今回,累積の流域平均雨量でご検討された,ねらいを教えて頂ければと思います.

    1. 大橋 史帆里 より:

      後藤先生

      返信が大変遅くなり申し訳ございません.
      コメントありがとうございます.

      本研究では降雨分布を決めるより前に行っていることについて議論しているというイメージで考えていただければ幸いです.河川整備基本方針では,基準点上流域の流域雨量から,確率分布モデルを用いて計画規模あたりの雨量を求め,その雨量を基準に降雨分布や波形の選定を行う,という手順で基本高水流量を決定しているかと思います.その基準となる雨量について,(近年気候変動による検討ではアンサンブル気候予測データ等も使用されておりますが,)過去の実測の雨量データとしては地上雨量だけが使用されているのが現状であります.流域雨量としてレーダ雨量データを用いると,地上雨量とはどの程度違いがあるのか,その原因は何によるものなのか(レーダ雨量の降雨減衰や山岳遮蔽なのか,定量観測範囲から外れているからなのか,地上雨量の観測密度が大きいからなのか)を明らかにしていくのがこの研究の目標であります.

      このような回答でよろしいでしょうか.もし追加で質問等ございましたら,コメントいただければ幸いです.よろしくお願いいたします.

  2. 後藤 岳久 より:

    大橋様

    丁寧にご説明有難うございます.中央大 後藤です.

    河川整備基本方針の手順に基づいて,地上雨量とレーダー量の違い等について,検討されていること理解しました.

    またの機会に議論させて頂ければと思います.

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