札内川における礫河原再生技術とその取組

著者

  • 天羽淳/国土交通省 北海道開発局 帯広開発建設部
  • 矢部健一郎/国土交通省 北海道開発局 帯広開発建設部
  • 渡邊康玄/北見工業大学教授 工学部社会環境工学系
  • 泉典洋/北海道大学教授 工学研究科
  • 大串弘哉/土木研究所 寒地土木研究所
  • 山口里実/土木研究所 寒地土木研究所
  • 大石哲也/土木研究所 寒地土木研究所

説明資料

札内川における礫河原再生技術とその取組” に対して5件のコメントがあります。

  1. 田端 幸輔 より:

    フラッシュ放流,流路引き込みによって,結果的に流況を改善することが,礫河原再生に効果的であるということと理解しました.
    一方で,土砂の供給条件の観点から,効果が期待できそうなことはないでしょうか?
    礫河原の再生,維持のためには樹林化させないこと(攪乱頻度増)の他に,そもそも主材料となる礫が上流から適切な量供給される必要があるように思われます.
    また,そうであれば土砂供給量を健全化させることの可能性(具体の管理方策として)として札内川ではどのようなことが考えられるのでしょうか?
    以上の点についてご意見いただけると幸いです.

    1. 天羽 淳 より:

      田端さま

      ご指摘ありがとうございます。
      上流では土砂の供給条件の観点から将来的には場合によって顕在化する恐れがあると認識しています。
      現状は日高山脈の造山運動や河岸からの土砂供給等により平均河床や最深河床は安定しております。
      恒久的な健全化対策ではありませんが、本取り組みの中で礫河原再生を促進させる取り組みとして、引き込み掘削を実施しております。
      その掘削土を上流側の直線流路等へ河道内還元することで、現時点の礫河原管理方策の一助と考えています。
      なお、下流部は札内川の中流域に流れ込む戸蔦別川の土砂供給により健全な状況と認識しています。

  2. 小川 明宏 より:

    貴重な発表ありがとうございました。
    流路の引き込みによって、水が走って堤防や河岸侵食などの治水上の課題はないのでしょうか。
    融雪出水等の中小規模出水であれば、問題ないのかもしれませんが、大規模出水が生じた場合に気になりました。
    (堤防前面の樹林で低減されるのかもしれませんが)

    1. 天羽 淳 より:

      ご意見ありがとうございます。
      引き込み掘削の位置と方向は重要となってきます。旧流路が河岸の方向を向いているところはさけております。
      説明が下手で失礼しました。2016年の洪水では、川の中央に向かう箇所で引き込み掘削を実施することにより、河岸浸食を抑える効果も期待できるのではないか、と整理をさせて頂いておりました。(p10)

      1. 小川 明宏 より:

        ありがとうございます。
        しっかり読まず、質問してしまい、申し訳ありませんでした。

コメントは受け付けていません。