洪水期間を事前に設定しない条件下におけるアンサンブル降雨予測と d4PDF の流量波形マッチング手法 2026年6月16日 最終更新日時 : 2026年6月16日 成瀬 諒紘 成瀬諒紘/京都大学大学院 工学研究科 著者氏名/所属 説明資料 河川技術シンポジウムダウンロード
気象工学研究所の柴川です。
この手法では、d4PDFに含まれるモデルバイアスについては考慮しなくてもよいのでしょうか。
ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通り,d4PDFに含まれるモデルバイアスは重要な課題だと考えています。本研究では,d4PDFを流量の絶対値を直接予測するためではなく,流入波形パターンを抽出するためのデータベースとして用いています。そのため,波形分類では累積流量で正規化することで規模に関するバイアスの影響はある程度低減されると考えています。一方で,降雨の時間分布や空間分布に起因する波形形状のバイアスは残る可能性があるため,今後,観測流入量や予測流入量との比較を通じて,d4PDF由来の波形クラスターの代表性を検証する必要があると考えています。